はじめに

子どもの運動会や発表会の為に購入したSONYのAPS-C用望遠レンズ SEL70350G
フルサイズ換算525mmを実現しながら重さはたったの625gと軽量
と素晴らしいレンズなのですがコロナ禍の影響もあって
運動会も発表会も活躍の機会がないまま今まで来ました
今回はそんなSEL70350G+α6600を持ち出して子供と動物園に行ってきましたので
作例を交えながらこのレンズについて書いていきたいと思います
素人がこのレンズをもって動物を撮るとどんな写真が撮れるのか
このレンズの購入を迷われている方の参考になれば幸いです
※今回の作例はすべてJPEG撮って出しで無加工です
SEL70350Gを動物園で使った感想
望遠ってすごい…


初めて望遠レンズをもって動物園に行ったのですが
月並みですが望遠レンズってすごいんですね
これまでは標準レンズしか使ったことなかったのですが
自分の目で見たより何倍も大きく撮れるのは迫力が違います
望遠レンズを使うことで今まで見えなかったものが見える感覚は
自分の目で見るに楽しみに、望遠レンズ越しに見る楽しみが加わり
単純に動物園の楽しみが2倍になります
動物の実物を見て感動して、撮れた動物の写真を見て感動して、
本当にすごい望遠レンズ
背景が整理できるって素晴らしい


これまでは長くても70㎜(フルサイズ換算)しか使ったことが無かったのですが
そのぐらいの焦点距離だとどうしても背景に余計なものが写り込んでしまうんですよね
通常の撮影でしたら自分が歩いてアングルを変えれば対応できるのですが、
動物園は撮影できる場所に制限があります
動物園の建物や、檻の中にある掃除のブラシや、ホースなど
動物園で撮ってます感が出てしまうのはしょうがないかなと思っていました
望遠レンズのメリットは背景を整理できることです
画角が狭いので、余計なものが写り込むのを防ぐことができますし
望遠で撮って背景をぼかすことで被写体を際立たせることができます
僕のような素人がとってもなんとなくそれらしく見えてしまうのが望遠レンズの力です
望遠の描写が素晴らしい、高感度でも許容範囲内


SEL70350Gは描写性能の評判もとても高いレンズ
僕自身、他のレンズとちゃんと比較したわけではないのですが
その描写性能にはとても満足しています
望遠端の350㎜で撮ったフラミンゴの写真を等倍で見てみてると
羽毛の1本1本まで見ることができて感動しました
肉眼では見ることのできない動物の姿まで見ることができるのも望遠レンズの魅力だと思います


このシマエナガはISO2500で撮影しました
SEL470350Gは望遠端のF値が6.3なのでどうしてもISOを上げざるを得ないことがあります
APS-C機だと高感度に弱いことがデメリットになりますが
等倍で見てこのぐらいのノイズ感なら許容範囲内だと感じました
極端に暗い環境で撮影しない限りはノイズは全然気にならないレベルです
子どもとのお出かけで軽量コンパクトは正義


単焦点レンズと比べれば大きいレンズですが
フルサイズ換算525㎜のレンズとしてはめちゃくちゃ小さいレンズです
フルサイズでこの焦点距離のレンズを持っていこうとすると
重さは2倍、もしかしたら3倍近くになってしまいます
今回、カメラにこのレンズをつけっぱなしで、ストラップを斜め掛けにして持ち運んでいましたが
朝から夕方まで動物園にいましたが特に肩が痛くなることはありませんでした
ただ、これ以上大きくなるとリュックに入れないときついかなという印象です
まとめ

いかがだったでしょうか
このレンズを動物園で使った感想のまとめです
- 望遠レンズを使うことで肉眼では見えない動物の姿を見られる
- SEL70350Gの描写性能に満足
- APS-Cの弱点の高感度耐性も自分の使い方では問題なし
- この軽さで超望遠、SONYのAPS-C機を使っている方にお勧めのレンズ
望遠レンズなんて使わないだろうと思って、ずっと避けてきたのですが
いざ使ってみると肉眼とは全然違う写真が撮ることがでとても楽しかったです
使い始めたばかりで使いこなすのはなかなか難しい望遠レンズですが
これからも練習してもっとうまい写真を撮れるように頑張りたいと思います
望遠レンズを買おうか悩まれている方は、是非検討してみてください
写真を撮るのがさらに楽しくなると思います
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